- EXHIBITION GUIDE -体験についてのご案内
ご来場にあたってのご案内と事前準備について
「null²(ヌルヌル)」は、メディアアーティスト落合陽一がプロデュースする「いのちを磨く」をテーマに掲げるパビリオンです。本パビリオンでは、自然と人工物、身体と情報空間が融合した「デジタルネイチャー(計算機自然)」を通じ、来場者の皆様に新しい自己認識や生命観を体験していただきます。
null²のコンセプトと背景
null(ヌル)とは、もともとコンピュータプログラミングで「値がない」状態を意味します。本パビリオン「null²」は、この「何もない」状態を「新しい価値が生まれる可能性の場」と捉え直し、物質と情報、リアルとバーチャルの間で新しい生命観を提唱する空間です。
パビリオンの外観は、動的な鏡面素材によって構成され、常に変形しながら周囲の環境や来場者自身を映し出します。内観では、無限に反射する空間の中、来場者自身が「Mirrored
Body®(ミラードボディ)」というデジタルな分身を持つ体験を通じて、自らの存在や時間の感覚を再認識することができます。
体験前にぜひご覧ください
「null²(ヌルヌル)」の世界をより深く理解するために、下記の漫画と絵本をぜひご覧ください。
これらを通して、パビリオンでの体験がより一層豊かなものになります。
対話モードについて

対話モードは、ミラードボディとの対話、計算機自然で永遠の「いま」を生きるストーリーを観覧できます。(約30分)
鑑賞にあたってのお願い
- 体験をよりお楽しみいただくため、ご予約時間より早めのご来場をおすすめします。
- 撮影可能ですが、フラッシュ・自撮り棒・三脚などの使用はご遠慮ください。撮影された写真/動画の使用は非営利目的に限ります。
- パビリオン内外の壁面や床等へ触ることはお控えください。
- 体験は「展示室」と「観覧室」で行います。「展示室」では鏡面床の保護のため、靴を脱ぐことをご了解いただける方のみご案内が可能です。靴を脱ぐことを希望されない方、車椅子/ベビーカーの方は「観覧室」からお楽しみください。ご理解・ご協力をお願いいたします。
- 真っ暗になる・強い光の明滅・大きな音を含む演出があります。不安を感じられる方はご自身で入場のご判断をお願いします。
- 床が鏡面になっているため、ズボンでのご来場をおすすめします。
ご来場までにお願いしたい準備
当日の体験をよりお楽しみいただくために、事前にアプリのダウンロードをお願いします。ご面倒をおかけしますが、その分、体験の深みが大きく高まります。
ご予約当日、スムーズに体験していただくため、以下のアプリを事前にダウンロードしてご準備ください。
■「Mirrored Body®(ミラードボディ)」(以降MB)

■ 通常版をダウンロードできない方はこちら(Mirrored Body® Lite)
■「Scaniverse - 3D Scanner(スキャニバース)」

※演出には連携された MB がランダムに登場します。会話や映像で登場する場合もありますので、ご了承ください。
※MB アプリとスキャニバースは、一部のスマートフォン端末には対応しておりません。
※MBアプリの機能は、一定回数まで無料でご利用いただけます。
アプリの使い方
Mirrored Body®の使い方
- 1. Google / Apple アカウントの いずれかでログイン
- 2. 名前と年齢の入力 最低限「名前」と「年齢」を 入力してください。
- 3. 情報入力 以下の3つを登録します。 急ぎの方は「あとで設定する」を 選択してください。
- 4. 2DMB(顔画像)の登録
- 5. 3DMB(3D)の登録
- 6. 音声学習の登録
- 7. 卵が表示されれば チュートリアル完了








Scaniverseの使い方
- 1. 下部に配置されてある “+” を押す
2. “Splat” を選択
3. チュートリアルをスキップするために右上の “X” を押す - 4. カメラを “許可” する
5. “続ける” を押す
6. 録画ボタンが表示されたらスキャン準備完了です


3Dスキャンについて
【スキャンタワーの注意事項】
- null² "対話モード" 予約者限定です。
- スキャンタワーは複数回の時間枠で実施しています。
- 3Dスキャン各回の所要時間は最大45分間です。
- ご利用希望の方は、早めにご来場いただき、会場でのご案内をお待ちください。
- 3Dスキャンはnull²体験をより充実させるための追加コンテンツです。パビリオン体験には必須ではありません。
- スキャンタワーはiPhoneのみ対応 (※iPhone12以上必須、最新のiOSを推奨、iOS12以下は非対応。Android非対応。)
- 強風・雨天時はスキャンエリアの利用を中止する場合があります。天候によりうまく撮影できないことがあります。
- ボランティア不足のため開催日時は不定期となります。
- パビリオン演出には、連携された MB がランダムに登場します。会話や映像で登場する場合もありますので、ご了承ください。
- MBアプリの機能は、一定回数まで無料でご利用いただけます。
【スキャンタワーの設置場所】

【セルフ3Dスキャンのやり方】
動画で見る
よくある質問(FAQ)
撮影方法
- 「null²」のパビリオン内に、撮影装置が設置されます。Scaniverseをインストールしたご自身のiPhoneをセットして、撮影いただけます。
- または、この装置以外でも、どなたかに、Scaniverseを使用して撮影いただいてください。この場合、ご自身を中心にした円を描くように、全方向から撮影してください。
- Android端末は、どちらの方法も、機種により正常に撮影できない場合があります。ご了承ください。
撮影姿勢
- 「Aポーズ」と呼ばれる姿勢を取ってください。
- 大きな荷物などを持たないでください。「Aポーズ」とは、足を肩幅より広く置く、つま先は正面に向ける、腕は脇に隙間を空けて斜め下に伸ばす、指は伸ばす、まっすぐ前を向く状態を想定しています。
- 3DMBは現時点、「Aポーズ」が取られている前提で生成されます。それ以外の姿勢の場合、3DMBの表示や動作が不安定になることがあります。ご了承ください。
- 撮影前から撮影完了まで、同じ姿勢と表情を保つほど、精細な3DMBが作成できます。
インポート方法
Scaniverseアプリ内の「シェア」操作から、MBアプリを選択してください。
または、「シェア」操作でply形式のデータを端末に保存後、MBアプリ側でそのデータを指定してください。
インスタレーションモードについて

インスタレーションモードは、天井と床の鏡面状LEDに映し出される人工生命が自律生成された作品を鑑賞いただけます。(約10分)
鑑賞にあたってのお願い
- 撮影可能ですが、フラッシュ・自撮り棒・三脚などの使用はご遠慮ください。撮影された写真/動画の使用は非営利目的に限ります。
- パビリオン内外の壁面や床等へ触ることはお控えください。
- 真っ暗になる・強い光の明滅・大きな音を含む演出があります。不安を感じられる方はご自身で入場のご判断をお願いします。